Shunzou's Diary

Shunzouの日記

語学留学 小説 ゼロムの物語(15)

ゼロムは大学の三年次に休学しイギリスのボーマスという町に語学留学した。ゼロムは母親がアメリカ人父親が日本人のハーフだ。父親も英語が完璧に話せる。両親同士の会話は英語と日本語が半々であった。会話がエキサイトしてきたときは英語の方が多かったように思う。

 

ディズニーの映画を英語でたくさん見せてもらっていたゼロムは英語のリスニング能力が発達した。しかしながら英語を話す。つまりは英語での発信をする機会がなかった。そのため英語のスピーキングが発達しなかった。だからこその語学留学でった。社会人になる前に英語能力の熟達を目指したのだ。

 

イギリスに留学したことのある地元の友達のボルトはマリファナが安く買えると言っていた。だからゼロムはアメリカではなくイギリスに語学留学することに決めたのだ。出発当日、地元の友達たちと当時の彼女が見送りに、成田空港まで来てくれた。両親も来てくれた。ゼロムは寂しさよりワクワク感の方が優っていた。

 

飛行機は13時間たっぷりかけてイギリスのロンドン空港に到着した。ロンドンからバスで2時間かけてボーマスまで行く。町は田舎だと聞いている。だがとんでもない。この町には無数のナイトクラブが存在していた。ゼロムは週二、三回ナイトクラブで遊ぶことになる。ゼロムはホームステイすることになっていた。ホームステイ先に着くとホームステイ先のお母さんは優しく迎えてくれた。彼女はイギリス人の夫を持つ、確か台湾人の女性だったと思う。一度コーンフレークを音を立てて食べていたら怒られた。掃除機みたいな音ね!って。ゼロムは反論した。これが日本の文化だと!ゼロムは五段階の能力別クラスの3段階目のクラスに入った。渡英後二週間で英語の夢を見た。これは英語で思考している証拠らしい。ゼロムは誇らしげにできた友達に自慢した。

 

登校初日に18歳のペルー人の少年と仲良くなった。彼はマリファナが好きらしく一緒に探しに行こうと誘ってきた。ゼロムも乗り気だった。ゼロムたちは全く知らない新しい街をぶらぶらと歩きまわりそれっぽい人らに声をかけて回った。「Do you have weed?」と聞き回った。結果はダメだった。ゼロムらは初日にマリファナをゲットすることができなかった。しかしすぐに学校の友人(カタール人)からマリファナを分けてもらうことに成功した。ゼロムはペルー人の少年とそれを吸った。ゼロムたちは大満足だった。ゼロムは留学中、1日も欠かさずマリファナを吸うことになる。

 

朝は吸わず、学校にきちんと行きその後ジムに行ってウエイトトレーニングをする。17時を回ったあたりからリラックスタイムである。その時間からマリファナを吸ってYouTubeで海外ドラマをみたり音楽を聴いたりしていた。もちろんエッチな動画もたくさん見た。そんな留学生活をゼロムは送っていた。

 

英語はみるみるうちに上達していった。海外ドラマを英語字幕で観賞し、わからない単語は調べた。これが英語上達の秘訣だったかもしれない。もちろん一番の英語上達の秘訣は英語を喋らざるを得ない環境に身を置くことである。

 

 

Shunzou

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